• 2016年6月9日
  • 私たちは、次世代の子どもたちにどのような国を手渡すのでしょうか
  • 東西冷戦時代の国政選挙は、西側の自由資本主義国か、ソ連のような社会主義国か、中国のような共産主義国かを、有権者が選択する選挙でした。 



    現在は東西の冷戦が終わり、世界の多くの国が自由資本主義国になりました。では現在の国政選挙はというと、大雑把に言えば西側の自由資本主義国の中で、格差が拡大し海外にも派兵するアメリカのような国か、または格差が少なく環境、子育て、教育、社会保障を大切にし、戦争には抑制的なヨーロッパ型例えばドイツのような国か、それとも高負担高福祉の北欧の国かを選択する選挙だと考えます。 



    そうした中で今の自民党政治は、昔のような地方に優しく平和を堅持する保守政治とは言えないものです。市場原理・競争原理による新自由主義、そして平和主義のあり方を変えたタカ派の政治です。安倍政権が続けば続くほど、地方、中小零細企業、農林業は疲弊し、格差が拡大し、地方が衰退していきます。地球の裏側にまで自衛隊を派遣しアメリカと一緒になって戦争に参加することになります。日本が、アメリカのような国に近づいていくのではと危惧します。 



    私は、頑張った人が報われる社会であるのと同時に、子育て、教育、雇用、年金医療介護など国民の生活を応援して、国民の不安を取り除き、所得の中間層を増やして格差が少なく、日本周辺はしっかり守るが、地球規模で自衛隊を展開させない国になるべきです。例えばヨーロッパ型、ドイツを参考にしてはと考えます。 



    今の有権者の選んだ政治によって、次世代の子どもたちは大変大きな影響を受けます。しかし子どもたちは今の政治を選ぶことができません。参政権は権利であると同時に次世代の子どもたちへの責任でもあります。 



    政治に無関心になり、目先の利益で政治を選ぶのではなく、次世代につながる政治を選んで頂きたいと思います。 



    私は次世代につながる責任ある政治を目指して参ります。



     


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